2012/08/29

紅波園

先代が、財産を継いだ際、散財してしまうなら、と、当時夜店の露天商でサボテンがよく売られており、それをすべて買い取って趣味で楽しんでいたら、近所のひとが集まってきては、これをくれ、あれをくれ、と、、そんなことから、昭和二年、サボテンナーサリーとして、紅波園をスタートさせ、今に至る。
以前からずっと気になっていたここへ、
そして、私たちは、ついに向かいました。
御宅にお邪魔するような感覚で、ピンポンを押し、ハイハイいらっしゃい、どうぞ!となんだかとても安心する声で、すてきなおばあちゃまが迎えてくださり、そこは温室ちいさなサボテン大きなサボテン、パラダイス。
興奮気味にひとつひとつ凝視したりニコニコしたりしていると、どうぞーという優しい声がして、冷たい麦茶とおせんべい、小さな小部屋に案内してくれて、すごい量の写真を見せてもらったり、サボテン談義に花を咲かせて、すてきすぎる時間でした。決してそれは押し付けがましくなく、とても自然で、楽しい楽しい時間。本当にすてきな方でした。
コノフィツムの種類の多さ、名前分けは完璧に守ってきた、とおっしゃっていましたが、圧巻の光景で、笑っちゃうくらいでした。すばらしー

九月末にはコノフィツムが一斉に花を咲かせるから、ぜひいらっしゃい


かならず行く、たのしみたのしみ