2011/03/15

わたしたちのできること

大変な事がおきています。
ほんとうに、こわくてこわくて、不安で、ニュースをみて、
話をきいて、泣いてばかりいました。

けれどやっと、目線を上空からに、移し始めることができてきました。
困ったとき、パニックのとき、大事なのは俯瞰してみることだと、
いつだかすこしまえに、おもったことがありました。
自分の目線からだけみていたら、迷ってしまう道も、
俯瞰して空から見下ろせば、全体の関係がみえてくる

私が泣いてかなしんで、落ち込んでいてもなにも生まない
わたしたちが、被災にあった人達をささえるには、これから立て直して行くには
自分の身体と、こころをすこやかにしていなければいけない。
大事ないのちを守らないといけない、そのためには、
すこやかにいなければいけないんだと、気がつきました。
なみだはでてくるけど、それでもいい。
一人の人間、一匹の動物、一輪の花が生まれて育つまで、
どれだけの生き物がかかわっているか。
ひとつの命がなくなったとき、どれだけの数のいのちが涙をながすか。
自分がすこやかにいることで、
だれかを救えるかもしれない。
わたしたちのできることのひとつは、それだとおもう。


職場が海の前の結婚式場なのだけど、
式が次々とキャンセルされたため、つかわれなかった大量の切り花が
ゴミ袋につまって廃棄されていた。
それを袋から沢山救い出して、家のあちこちに活け、近所の方にもわけた。
沈んでゆくこころが、いろとりどりの美しい花をみることで上昇してゆく

うつくしいもの、ありがとう

一刻も早く、被災者の方々、それに関わるすべてのひとたち、
生きものたちが、すこしでも平穏を取り戻せる日がはやくはやく訪れます様に。


Love Lights The World.