NIWAWORK
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久しぶりに、庭仕事をする。
ほんとうは夜からアトリエへいこうと思っていたけれど、いまから考え事をするために、
いくのは明日にする。
土と、花と、野菜の苗を買って来て、麻袋にお豆２種とレタスを植えた。
黄色いビオラとディコンドラは玄関の四角い鉢に足した。
固くなってクマザサの生えた土を掘り起こして、耕し、大きくなったミニバラや
ラベンダー、ロータス、ひん死のチェリーセージ、白妙菊を植えた。
竜舌蘭の子供も植えました。
落ち葉を掃き、お茶を入れて茸と牡蠣のバター蒸しを食べて、かりんの実を切って、砂糖漬けと焼酎漬けを作りました。ザクロもお酒に漬けた。
そう、かりんの実。
大好きな酒屋のおかあさんから、頂いた、大事な大事なかりんの実です。
毎年３〜４個、庭になるってゆうその実が、今年はひとつだけ、ぽつんと黄色く
なっていてね、これは かぁりんちゃんにあげようっておもったの、と、
おかあさんはお店の中からいくつも扉や壁を越えた裏庭を透視しながら話してくださいました。
はじめ、神棚をみながらそれを話すので、その実は神様からの授かり物、と言っているようで、すごくすてきで不思議だった。きっとちょうど神棚くらいの高さの木なんだけど、それだからなんだろうけど、
それはとても不思議ですてきな話し方だった。
夜ぐたぐたしているときに、電話がなって、庭にかりんの実がなったから、かりんちゃん、お時間のあるときにおたちよりくださいませっていってるよっていしいさんの声 と電話の向こうで笑うおかあさんの声がすごくかわいらしかった。
どんなふうに感謝のきもちを表現できるのか、こころがあふれてしまう
それからつづき
苺を植え、にんにくを植え、さいごに球根を植え、庭仕事は幕をとじた。
ヒヤシンスの球根３つ、花瓶にいれて、ああたのしみ。
しあわせすぎるいちにち
tvでみた有名な絵に感動してしまう、涙がとまんないとんま
うつくしいものをみて、涙がでるのはどうしてだろう
誰の絵をみたのかは、秘密
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